物体と空間の認識・解析による安心・安全を提供する研究開発
物体認識と空間解析で実現する安心・安全な未来
人工知能(AI)やIoTを活用した技術革新は、「第4次産業革命」と呼ばれ、社会や産業構造に大きな変化をもたらしています。IoTにより、あらゆる物がインターネットを介してつながるようになり、AIはこれまで人間が対応できなかった複雑な判断や処理を可能にしました。
現在、「サイバー空間とフィジカル空間の融合」と「人間中心の社会」というテーマのもと、サイバー空間において社会のさまざまな要素をデジタルツインとして再現し、それをフィジカル空間に反映させることで、社会の仕組みや生活環境を変革することが求められています。
従来の技術では、サイバー空間とフィジカル空間の連携において、必ず人間の操作が介在し、不連続が発生していました。しかし、AIを活用することで、人間の介在を必要としないシームレスな連携が可能となり、現実世界と仮想空間が一体化した新しい社会の実現が進んでいます。
私たちは、移動体の動きの解析と空間特性情報の自動生成に取り組んでいます。この技術は、カメラ映像を基に、移動体の動線や行動特性を解析し、エリア侵入検知や通過台数の計測に必要な空間情報を自動で生成します。
具体的には、これまで弊社が開発した移動体検知技術を応用し、道路上での交通事故防止を目的としたシステムを開発しています。カメラ映像で近づいてくる車両を検知し、設定したエリアを通過した際に警告を行う仕組みです。この技術により、従来人手に頼っていたカメラ設置位置の調整やエリア設定などの負担を軽減し、システム規模の拡大にも柔軟に対応できるようになります。
AI画像認識技術を活用することで、移動体の行動特性や測定エリアの空間情報を自動で生成でき、これによりサイバー空間とフィジカル空間の断絶を解消します。さらに、省力化によりシステムの拡張性が向上し、より多くの人々に安心・安全な社会基盤を提供することが可能です。

移動体空間特性情報の生成
私たちは、AI画像認識技術とサイバー空間とフィジカル空間の融合を通じて、交通安全や防災分野をはじめ、幅広い社会課題の解決に貢献していきます。誰もが安心して暮らせる未来を目指し、技術革新を通じた「人間中心の社会」の実現に取り組んでまいります。